踊育(だんいく)キャリア教育プログラム【先生専用】
地域学習(社会) ✕ ダンス(体育)
=町を好きになるキャリア教育(全8コマ)
実施校 |
鳥取市立湖南学園 |
対象 |
3年生 17名 |
ねらい |
3年⽣で⾏う予定の地域学習について、ただ知識として知るだけでなく、興味をもちながら主体的・探求的・活動的に地域の⽂化(伝承踊り)を深く学ぶために本プログラムの後に学習予定の地域学習の導入として位置づけ
|
活用した地域の踊り |
吉岡音頭 |
授業のながれ
日数(活用時数)
ホームルーム
内容
- プログラムのオリエンテーション
- 話し合いと地域への関心度に対するアンケート調査
授業詳細
- プログラムの主旨と目標設定をする10分間のオリエンテーション映像を視聴します。
- プログラム実施前の児童の“話し合いに対する態度” “地域への関心・愛着度”を調査するためのアンケート調査をワークシートを活用しておこないます。
日数(活用時数)
1日目(2コマ)
内容
- ストリートダンスの学習(ダンスの基礎&振付習得)
- 決めポーズの創作
授業詳細
1コマ目:
- プロダンスインストラクターによるストリートダンスの基礎と振付を習得します。
2コマ目:
- グループに分かれダンスの最後をカッコ良く決める“決めポーズ”を創作します。
check!
- ストリートダンスの授業後、休憩時間や放課後、体育の授業でもダンスの振付練習ができるようにダンスのお手本映像を活用。
日数(活用時数)
2日目(2コマ)
内容
- 吉岡音頭の学習(座学&実践)
- 「地域ダンス」を創作するグループワーク
授業詳細
1コマ目:
- 吉岡音頭保存会の皆様による吉岡音頭の起源と地区で踊り継がれてきた吉岡音頭の歴史、踊りの動きの意味や動きに込められた想いについての講話
- 吉岡音頭の歴史、踊りの由来を理解したうえで吉岡音頭の踊り方を習得
2コマ目:
- ストリートダンスの振付の中に吉岡音頭の動きを取り入れた「地域ダンス」を創作するグループワークに取り組む
check!
- 本授業実施前に、吉岡音頭の学習(歌詞に書かれている情景や地名、行事など)を地域学習として実施することで、児童の学習意欲を高めました。
日数(活用時数)
3日目(2コマ)
内容
- 「地域ダンス」のブラッシュアップ
- 授業内発表の準備
授業詳細
1、2コマ目:
- 「地域ダンス」の完成度を高めるためにグループで練習を繰り返す
- 「チーム名」とダンスを披露する前にチームでかける「気合いの言葉」を考える
check!
- 前回の授業での話し合いの気づきを活かし「チーム名」や「気合いの言葉」をグループで話し合って決めます。ダンスを踊り始める立ち位置や隊形移動などもグループ内で意見を出し合って決めていきます。
日数(活用時数)
4日目(2コマ)
内容
授業詳細
1コマ目:
2コマ目:
- チームごとに「地域ダンス」を発表
- プログラムの振り返り
check!
- 吉岡音頭を教えていただいた吉岡音頭保存会の皆様をご招待し、発表後に感想をお伝えいただきました。
- 発表後の振り返りでは、プログラムを通してチームで協力してきたこと、気づいたことをワークシートに沿って振り返ります。プログラム実施前と同じ内容のアンケートに回答し、回答内容を見返し、比較することで、“話し合いに対する態度”や“地域への関心・愛着度”について児童自身が自分の気持ちの変化や気づきを感じ取り成長できたと思えるようにします。
先生の感想
- 地域に伝わる踊りにも触れ、地域の方と接する貴重な体験となりました。
普段は内気な子も多い中、ダンスという身体表現を通して自分を開放したり、新しい自分を見つけたりする機会にもなったのではないかと思いますし、グループで活動する中で、みんなで役割分担しながらミッションに向かうことができ、学級の絆も深めることができました。本校の学習のねらいも十分に踏まえてくださり、大変有意義な活動となりました。
その他の実践例
チームワークが育つ!
「地域ダンス」を
プロデュースしよう!
全8コマ
【ねらい】
- 友達の気持ちや考えを理解し自分の考えも伝える
- 仲間と協力して学習する
運動会、学習発表会が
盛り上がる!「地域ダンス」の
発表を目指した体育授業
全4コマ
【ねらい】
- 時間内に仲間と協力し合って創作活動をする
- 仲間と協力して学習する
- プログラム概要
- 各授業のながれ・内容
- プログラム実施
までの流れ
- 先生・児童の感想
- サポート内容
- 実績一覧
- プログラムの
教育効果
- 良くある質問
ベスト10
DyDo × NSSA
DyDo踊育プログラム
〜ダンスで育む子どもの未来〜